「わくわくする未来」を、子どもたちへ ── 笑顔は、まちを変える力になる
2026年05月22日
<PROFILE> 山本ひとみ(やまもと ひとみ) 足利市議会議員/歌手
栃木県足利市出身。足利学園中等部(現・白鷗大学足利中学校)、栃木県立足利女子高等学校卒業。1995年、「須藤ひとみ」名義で円谷プロ作品『ウルトラマンパワード』エンディングテーマ「STARLIGHT FANTASY」にて歌手デビュー。以降、歌手活動を中心に、イベント出演やレポーターなど幅広く活動する。
東京での芸能活動を経て、結婚を機に故郷・足利へ戻る。子育てをしながら、PTA会長、PTA連合会副会長などを歴任し、教育や地域活動に深く関わる中で、不登校問題や子どもたちを取り巻く環境の変化に向き合うようになる。
「子どもたちに、わくわくする未来を残したい」──その想いから、2023年の統一地方選挙にて足利市議会議員に初当選。現在は“スマイル革命”を掲げ、教育、子育て支援、地域活性化を軸に活動を続けている。
歌手として培った“伝える力”を大切にしながら、人に寄り添う言葉と笑顔で地域をつなぐ存在として注目を集める。
「笑顔は、まちを変える力になる」──その信念を胸に、今日も足利の未来へ向け歩み続けている。
かつて「須藤ひとみ」名義で歌手として活動し、“人に想いを届ける”世界を歩んできた山本ひとみさん。
現在は足利市議会議員として、故郷・足利の未来のために奔走している。
子どもの頃、足利は活気と輝きに満ちたまちだった。
しかし東京での芸能活動を経て帰郷した彼女の目に映ったのは、少しずつ元気を失っていく故郷の姿だったという。
結婚・出産を経て、PTA会長やPTA連合会副会長などを歴任。教育現場や地域活動に深く関わる中で、不登校や保護者の悩み、子どもたちを取り巻く環境の変化と向き合うようになった。
「もっと子どもたちの未来のためにできることがあるのではないか」
その想いから、2023年の統一地方選挙で足利市議会議員に初当選。
現在は“スマイル革命”を掲げ、「わくわくする未来」と「やさしいまち」を目指しながら活動を続けている。
歌手として培った“伝える力”を武器に、人に寄り添い、笑顔をつなぐ。
山本ひとみさんは今日も、子どもたちが夢と希望を描ける未来のために、足利のまちを歩き続けている。

これまでの経歴について教えてください
足利で生まれ育ちました。
子どもの頃の足利は、本当に活気があって、まち全体がキラキラしていたんです。
人も多くて、お店も元気で、「足利ってすごいまちなんだ」と自然に思えるような空気がありました。
その後、歌手を目指して東京へ出ました。1995年に「須藤ひとみ」名義でデビューし、歌や芸能のお仕事をさせていただくようになりました。
イベント出演やレポーターなど、本当にさまざまな経験をさせていただきましたし、L.A.でレコーディングしたことも、今振り返ると夢のようです。
でも、あの頃に一番学んだのは、“人に想いを届ける”ということだったと思います。
歌って、ただ歌うだけじゃない。
誰かを元気にしたり、勇気づけたり、寄り添ったりできる。
その感覚は、今の活動にもすごくつながっています。
結婚を機に足利へ戻り、子育てをしながらPTA会長、PTA連合会副会長なども経験しました。
教育現場や地域活動に関わる中で、不登校の問題や、子どもたち・保護者の悩みに触れる機会も増えていったんです。
そして、少しずつ元気を失っていく故郷の姿を見る中で、「もっと子どもたちの未来のために、自分にできることがあるのではないか」と考えるようになりました。
周囲からの後押しもあり、2023年の統一地方選挙で足利市議会議員に立候補し、当選させていただきました。
今は、“スマイル革命”を掲げながら、子どもたちがわくわくする未来を描けるまちを目指して活動しています。
故郷・足利への想いについて教えてください
私は、本当に足利というまちが好きなんです。
歴史があって、人情があって、自然も豊かで、すごく魅力のあるまちだと思っています。
でも、東京から戻ってきた時、子どもの頃に感じていた“まちの輝き”が少し薄れてしまっているように感じました。
商店街も、人の流れも、昔とは変わっていた。
どこか元気がなくなってしまったように感じて、すごく寂しかったんです。
だからこそ、「もう一度、このまちに笑顔や活気を取り戻したい」という想いが強くなりました。
子どもたちが、「足利っていいまちだよね」と胸を張って言える未来をつくりたい。
それが、私の原点だと思っています。

子育てやPTA活動を通して、どのようなことを感じましたか
PTA活動を通して、本当にたくさんの声を聞かせていただきました。
子どもたちの悩み、保護者の不安、先生方の苦労。
現場には、実際に関わらないと見えない課題がたくさんありました。
特に強く感じたのが、不登校の問題です。
今は、学校に行けなくなってしまう子どもたちが本当に増えています。
でも私は、「学校に行けない=悪いこと」だとは思っていません。
その子なりに苦しみがあって、必死に毎日を生きている。
だからこそ、その子たちの気持ちをわかってあげられる存在でいたいと思っています。
今の時代は、子どもたちにとって本当に大変な時代です。
SNS、人間関係、将来への不安。
大人が思っている以上に、子どもたちはたくさんのものを抱えています。
だからこそ、「あなたには未来があるんだよ」と伝え続けたいんです。
なぜ議員という道を選んだのでしょうか
PTA活動などを通して、現場でできることには限界も感じていました。
もちろん、一人ひとりに寄り添うことは大切です。
でも、「もっと根本的に変えていくにはどうしたらいいんだろう」と考えるようになったんです。
そんな中で、周囲からも「もっと広い立場で動いたほうがいい」と背中を押していただきました。
子どもたちの未来のために。
足利というまちの未来のために。
自分にできることがあるなら、挑戦したい。
そう思って、2023年の統一地方選挙に立候補しました。
政治の世界は本当に簡単ではありません。
でも、だからこそ、一つひとつ真正面から向き合っていきたいと思っています。
議員になってから感じていることを教えてください
より深く教育現場や地域課題に関われるようになったと感じています。
教育だけではなく、防災、福祉、地域活性化など、本当に幅広いことを毎日学んでいます。
実際に子育てをしている母親だからこそ見えることもありますし、身近に相談してくださる方も多いです。
「相談してよかった」
そう言っていただける時は、本当に嬉しいですね。
もちろん、すぐにすべてを変えられるわけではありません。
でも、小さなことでも、一歩ずつ前に進めていく。
その積み重ねが、まちの未来につながっていくと思っています。
山本さんが掲げる「スマイル革命」とは何でしょうか
私は、「笑顔には、人を元気にする力がある」と本気で思っています。
笑顔って、ただ明るいということではないんです。
安心させたり、勇気を与えたり、「もう少し頑張ってみようかな」と思わせたりできる力がある。
だから私は、“スマイル革命”という言葉を掲げています。
子どもたちが夢を描けること。
みんなが希望を持てること。
そして、「このまちで生きていきたい」と思えること。
そんな“やさしいまち”をつくっていきたいんです。
“わくわくする未来”を、子どもたちに残したい。
それが、今の私の一番大きな願いです。
歌手・芸能活動の経験は、現在にどう活きていますか
すごく活きていると思います。
やっぱり、「伝える」ということは本当に大切なんです。
どれだけ良い想いがあっても、伝わらなければ意味がない。
どう届けるか。
どう寄り添うか。
どう言葉にするか。
それは芸能活動の中でたくさん学びました。
人前で話すこともそうですし、空気を感じること、人の気持ちを考えることも、今につながっています。
歌っていた頃も、今も、根っこは同じなんです。
誰かを元気にしたい。
誰かに希望を届けたい。
その想いは、ずっと変わっていません。

今後のビジョンを教えてください
子どもたちが、ちゃんと未来を描けるまちをつくりたいです。
今は、社会の変化もあって、苦しんでいる子どもたちが本当に多いと感じます。
だからこそ、「自分には未来がある」と思える子どもたちを増やしたい。
不登校の子たちも含めて、一人ひとりに寄り添える社会をつくりたいと思っています。
足利には、まだまだ可能性があります。
歴史も、人も、文化も、本当はすごく魅力的なんです。
だから私は、このまちにもう一度、笑顔とわくわくを増やしていきたい。
子どもたちが、大人になることを楽しみにできる未来を。
そして、「足利で生まれてよかった」と思える未来を。
そのために、これからも挑戦を続けていきたいと思っています。